金沢大学医薬保健研究域医学系 産科婦人科学教室

  • トップイメージ01
  • トップイメージ02
  • トップイメージ05

周産期学研究室

胎盤形成時に出現する新規細胞の起源と機能解析

周産期医療の課題である子宮内胎児発育不全や妊娠高血圧症候群はその共通の病態として胎盤機能不全を伴っており、その原因は胎盤の形成異常と推測されている。胎盤形成機序には不明な点が多く残されているが、特に絨毛間質の各種細胞の形成と機能については不明な点が多い。この間質形成に母体または胚由来の幹細胞が関与するのではないかと考え検討をおこなったところ、マウス胎盤の形成中期ごろから特定の部位に新規細胞群が出現してくることを見いだした。この細胞は、栄養膜細胞とのdirectなcontactが形態的に観察されており、相互作用への関与が推察され、この起源と機能について研究を行っている。この研究を通して不妊症、不育症や異常妊娠の診断・治療法の開発を目指している。

Laeverinの機能解析

2004年に藤原らが新規に同定したTrophoblast-specific peptidaseであるLaeverinは絨毛外栄養膜細胞(Extravillous trophoblast;EVT)に特異的に発現している。Laeverinの機能を解析することで、免疫寛容誘導機構を解明し、妊娠高血圧症の予防や新しい臓器移植補助療法の開発に繋げていく。


産婦人科の魅力 日本産婦人科学会 婦人科医療 周産期医療 生殖医療 入局希望者の方へ 診療紹介 教室公式ブログ